和解!!

「中小企業vs大手企業」、「リアル下町ロケット」と言われた「株式会社アスタリスク・株式会社NIPとファーストリテイリング株式会社」の係争において「全面的な和解」が成立いたしました。

訴訟に関する和解について(株式会社アスタリスク)

おはようございます。アスミルの浅野です。
ついに係争がおわりました。
特許の係争はとても大変ですが、今回の係争は、過去に例を見ないほど大変でした。。。
私としては、クライアントであるアスタリスク社(ASX)・NIP社が納得する「全面的な和解」に至ることができ本当に良かったと思っています。
このような事案に、特許出願の段階から携わることができたことは、弁理士として、とても貴重な経験となりました。

弁理士であれば「広く強い権利」の取得を意識することは当然のことですが、弁理士だけの力だけではなし得ません。本件の出願時においては、GW連休中であるにもかかわらず、ASXの鈴木社長(発明者)には深夜までご対応いただけたことで、「広く強い権利を取得する」ための出願書類を作成することができました。
また、無効審判の対応時には、早朝まで鈴木社長と議論していたことが思い出されます。もちろん、日野先生をはじめとするシティユーワ法律事務所の先生方、あいわ特許業務法人の一宮先生のお力添えがあって無効審判を乗り切ることができたことは言うまでもありません。
ASX様との二人三脚、先生方とワンチームで取り組めたことで、「全面的な和解」に至ることができたと思います。

この経験を行かして、クライアントのビジネスを後押しする特許を取得していこう!
そして、今日はヒートテックを買いに行こう!