審決取消訴訟で最高の結果がでました

久しぶりのブログ更新です。。浅野です。
先日(5月20日)に、審決取消訴訟の判決言い渡しがありましたので、ここでご報告させていただきます。

「審決取消訴訟って何だ??」

と思われる方も多いと思います。
簡単に言いますと、「特許庁の判断を取り消すことを求める訴訟」です。今回の訴訟は、特許(第6469758号)を無効にするための審判(無効審判)が特許庁に請求され、その無効審判についての特許庁の判断を取り消すことを目的とした訴訟です。

今回、無効審判において示された特許庁の判断は、

「この特許(第6469758号)は、一部有効です。」

というものでした。
アスミルは、特許権者の代理人ですので、

「一部だけじゃく全部有効でしょ」

ということで、知財高等裁判所に対して審決取消訴訟を提起しました。

他方、特許を無効にしたいと考えている相手方は、

「全部無効でしょ」

ということで、審決取消訴訟を提起しました。

審決取消訴訟の結果は、

勝訴

私どもの訴えを全面的に認めて頂くことができました。

最高の笑顔ですね!!当初特許権者であるアスタリスクの鈴木社長です。この特許の発明者でもあります。私も、本件の特許出願から担当させていただいておりましたので、とても嬉しいです。このような結果が得られたのも、日野先生をはじめとするシティユーワ法律事務所の先生方、特許庁出身の一宮先生のお力だと思います。

引き続き、他の無効審判や侵害訴訟が継続しておりますので、最高のチームで、最高の笑顔を見れるよう頑張っていきたいと思います。